バーレー法はカジノでよく用いられる賭け方であり、初心者でも使える使い勝手の良いものです。マーチンゲール法を知っていれば、こちらも理解しやすいという特徴があります。なぜなら、両者はまったく逆の法則にしたがって賭けるからです。両者をしっかり把握して、状況に合わせて使い分けられるようになれば、おのずと勝率は上がっていくでしょう。
2倍の配当のゲームで活用することが前提となり、そこで入手したチップを次のベットに使います。たとえばルーレットの場合、まずは任意の金額を設定してください。そのチップを2倍の配当を見込めるところに賭けます。そして勝って配当をもらったら、それを次の回で賭けるといった具合です。
目標に設定した額に達するまで、この手順にしたがってベットを続けましょう。ただし、負けた時点でリセットすることを忘れてはいけません。掛け金を初期値に戻してから再スタートです。分かりにくければ、初期値を1ドルに設定して練習してみてください。表にして数値を書くなど、直感的に理解できるようにしておくと、使い方が身につきやすいです。
あまりに単純なのでメリットがあるのか疑わしいと思う人もいるでしょう。運に任せる部分が大きいように感じるかもしれませんが、少なくとも運を引き寄せたい場合にうってつけです。勢いを一気に加速させられるので、短期決戦を望む人にも向いています。そもそもシンプルである点は初心者にとって重要であり、これによって落ち着いてゲームに臨めるようになります。
しかし、一回負けるだけで、すべての勝ち分を失うことを覚悟しなければなりません。カジノで連勝することは決して簡単ではなく、たいていの場合は長く続かないでしょう。したがって、こちらの方法を活かすには、使いどころを見極めることが大事です。やみくもに使用していると、負け越す可能性も出てくるので気を付けましょう。また、賭ける額が少なければ、成果が出にくいことも認識しておく必要があります。1ドルからでも使えますが、その場合はたいした利益を期待できません。
このようにメリットとデメリットが存在しますが、それは他の方法についてもいえることです。勝ちの気配を感じたときに畳みかけるテクニックとして覚えておきましょう。ブラックジャックなどの配当を2倍にできるゲームと相性が抜群です。ただし、慣れるまでは手を広げすぎず、ルーレット一本に絞ってトレーニングすることが得策です。
月: 2022年2月
ペイアウト率とは何ぞや?
ペイアウト率はギャンブルにおける還元率のことで、賭けた金額に対してどれくらいのリターンがあるかという比率を指します。
つまり、数字が高いほどベットに近いリターンが望めますし、100%に近ければ長く遊べることを意味します。
1万円を賭けるとして98%なら9800円、75%であれば7500円が期待できるリターンです。
またペイアウト率は比較的胴元の取り分が少ないといえるので、プレイヤーにとって有利となります。
一般的にパチンコやパチスロは80%から85%、競馬は70%から80%で、ボートレースや競輪は75%に留まります。
オートレースにいたっては70%、宝くじは約45%ですから、日本の公営競技はパチンコやパチスロと比べてかなり低くペイアウト率が設定されていることが分かります。
ちなみにオンラインカジノは95%前後ですから、リターンを求めるなら断然オンラインカジノということになります。
オンラインカジノは最低でも93%前後、最高で98%に到達するのが特徴です。
オンラインカジノの中で見てみると、スロットは95%、ルーレットは98%で、バカラに至っては99%の数字が望めます。
唯一例外ともいえるのがブラックジャックで、その数字は最低でも95%以上、最高100%を超えることもあります。
このように公営競技とオンラインカジノの間には大きな隔たりがあって、公営競技は胴元の取り分が大きく設定されています。
理由としては、公営競技は国や地方自治体が運営を行っていて、公共事業などに売上が活用されることが挙げられます。
売上の活用目的があるからこそ、胴元の取り分が大きくなっているわけで、結果としてペイアウト率が低くなります。
一方、オンラインカジノは公共事業とは関係ありませんし、企業が経営を行っているので純粋に経営を考えた上での胴元の取り分、プレイヤーの還元率となっています。
ブラックジャックの還元率が高い理由はゲームのルール、戦略によるもので、あくまでもあくまでも理論値が100%を超えるというものです。
100%超えには条件がありますし、常時100%以上だと胴元が損、プレイヤーばかりが得をすることになります。
当然ですが、常時100%以上はあり得ないですから、ブラックジャックなら確実に稼げると考えるのは間違いです。
それと、ペイアウト率は最終的に数足していく数字なので、常に同じ数字ではなく、ゲームを繰り返す度に近づいていく結果となります。
マーチンゲール法は代表的な攻略法
カジノにおける代表的な戦法としてマーチンゲール法が挙げられます。これが長く用いられいるのは、とてもシンプルで分かりやすいからです。他の戦法とは違って、確率や統計などの学術的な内容を知っていなくても使えます。基本的には賭ける額を2倍にしていくだけなので、特に難しいことは何もありません。FXなどの投資で用いられることもあるなど、さまざまな分野で知名度が高いです。
アレンジした方法も存在しますが、基本的には負けた次の回に倍を賭けます。このメリットは勝てば必ず利益が生じるという点です。何回負けたとしても、1度でも勝てば取り返せます。そのため、絶対にマイナスで負われないという人に向いています。あくまでも理論に過ぎませんが、諦めたり資金が付きたりしない限り、絶対にプラスで終われることが大きな魅力です。勝ったときは倍率を元に戻して再スタートします。
この方法を使うなら、ベットに何も難しいことを考えなくて良くなります。そのため、目の前のゲームに集中できるため、副次的な効果として勝率が高まりやすいです。ただし、倍のベットをいとわない精神力が必要になります。当然ですが、負け続けていると倍率は一気に膨れ上がっていきます。それを取り返す倍率で賭けていくのは、かなりの度胸を要することです。動揺していると、その分だけゲームの集中力がそがれて負けやすくなります。
このようにメンタルにも大きな影響を与えるため、比較的楽に賭けられる方針を決めておくことが大事です。具体的には、勝率が50%程度のものを優先的に選ぶと良いでしょう。確率論でいうと勝ちと負けが交互に繰り返されます。そのため、賭ける倍率が膨らむ一方になることを回避しやすくなります。種目でいうとルーレットのように白黒はっきりするゲームがうってつけです。ブラックジャックのように、駆け引きによって勝率が変動するゲームは向いていません。
また、事象が独立している種目を選ぶことがポイントです。たとえば、ルーレットは前回の結果が次回に影響を及ぼすことはありません。赤が出ても次の色の確率に少しも関係しないということです。この方法の効果は種目によって顕著に異なる点を理解しておきましょう。最終的に勝ちを見込めるとはいえ、前述のようにあくまでも理論に過ぎません。ですから、負けを見据えたベット額のトータルに上限を設けておくことも大切です。リスクマネジメントも視野に入れた運用を心がけましょう。